top of page
きらめき彫刻祭
『きらめき彫刻祭』 とは2024年2月に台東区谷根千エリアにて開催された芸術祭。アーティストが既存の価値基準に捉われずに制作できる環境を作ることが活動理念の一つとなっている。全11ヶ所の会場にゲストキュレーター11名を招き、ギャラリー、お寺、原っぱなど様々な場所で総勢30名近くのアーティストの美術作品を展示。
2024 第十一巻（なぞる）は、展覧会『きらめき彫刻祭』(2024) 出展に際し発刊。彫刻にまつわる一説として、古典的な彫刻に「理想的な人型」が多い理由は、洞窟の壁に映っていた松明に照らされた恋人の影をなぞり粘土に形をとったからだというものがある。その一説からテーマを「なぞる」に設定し制作に臨む。展示会場である平櫛田中邸の茶の間は窓を広くとっており、一日の時間の経過を自然に感じられるスペースであったため、畳の間には炬燵を設置するなど、来場者がその居心地と共に弊誌に触れられるような展示を目指した。
bottom of page