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乳の里芸術展「さよなら△またきて□」
比叡山と琵琶湖の狭間にある滋賀県大津市千野で現代アートの展覧会、乳野の里芸術展「さよなら△またきて□」が開催。乳野とも呼ばれるこの里には元三大師とその母・月子姫の母子愛を象徴する物語が伝承されています。
2022 第九巻（母と子）は、乳野の里芸術展『さよなら△またきて□』(2022) 出展に際し発刊。会場を擁する滋賀県大津市千野は、元三大師（良源 912~985）の母「月子姫」を祀る安養院妙見堂があり、その二人にまつわる伝承に欠かせない地である。その伝承より「母と子」というテーマを設定し、制作に臨む。また、弊団体の展示スペースは展示全体の休憩室も兼ねることを目指し作り上げた。会場は当時空き家になって長期間経過していたため、清掃や壁面の塗装でまず補修した。加えて、部屋の構成については来場者にその会場・土地の佇まいを感じてもらうため、会場に残された家具・小物、その土地の店舗より入手したハーブなど現地の物を使用した。
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